
朝はしっかりベース作ったのに、昼には毛穴に落ちて小鼻テカテカ…あるあるですよね。ビューティーアドバイザーとして10年以上、何百人ものベースメイクを見てきましたが、実は「クッションファンデの選び方と塗り方」を少し変えるだけで、崩れ・厚塗り感・くすみの悩みは見違えるほど改善します。この記事では、韓国コスメの中でも進化が止まらないクッションファンデの選び方からプロ直伝の塗り方、肌タイプ別のおすすめ傾向まで、今すぐ実践できるコツをぎゅっとまとめました。
1. みんながつまずく「あるある」悩み
- 薄く塗るとカバーできない、重ねると一気に厚塗り感
- 時間が経つと小鼻がテカるのに、頬はパサつく
- 色が合わず首と顔がチグハグ、午後にくすんで見える
- マスクやスマホに色移り、メイク直しでヨレが悪化
- 忙しい朝、下地・ファンデ・コンシーラーの工程が多すぎる
2. 解決のカギは「相性の良い1個」と「薄膜テク」
選び方(プロ視点)
- 仕上がりで選ぶ:ツヤ=乾燥肌/くすみ対策、セミマット=混合肌/崩れにくさ重視、マット=皮脂多め・毛穴カバー重視
- カバー力の表示:気になる部分は「中~高」を。全顔は薄く、気になる所だけ2度付けで厚塗り回避
- 成分チェック:ナイアシンアミドやCICA、ヒアルロン酸、パンテノール配合はゆらぎ肌・乾燥肌に◎
- 色選び:首の明るさに合わせ、ニュートラル〜ややイエロー寄りが日本人肌に自然。迷ったらトーンは上げず、薄膜重ねで明るさ調整
- UV表示:SPF/PAが高くても、量が少ないと効果ダウン。UV下地を併用するか、クッションを「耳前・フェイスライン」までぬかりなく
塗り方(崩れにくい薄膜レイヤー)
- 準備:スキンケアは「水分入れる→余分な油分をティッシュオフ」。下地は皮脂が出るTゾーン中心に薄く。
- 量:パフを半分だけタップして、フタの内側で一度ならしてから顔へ。いきなり直塗りはムラの元。
- のせ方:頬の高い位置からスタンプ置き→外側へポンポン。こすると毛穴落ちします。
- 重ね方:赤み・毛穴だけ2度付け。目元・ほうれい線は極薄でシワ溜まりを回避。
- 定着:小鼻や口角は指の腹で「プレス」。仕上げにごく薄くルースパウダー、またはミストでフィックス。
メイク直しの正解
- 皮脂はティッシュで「置いてオフ」→ミストで水分補給→クッションを薄くスタンプ。パウダーを先に重ねるとヨレやすいので注意。
- 色移り対策:仕上げにセッティングミスト、マスク内は保湿しすぎない。
3. 韓国コスメのクッションファンデ、どれを選ぶ?
韓国コスメは「高機能×時短×コスパ」の三拍子。リフィル付きで2,000〜4,500円台のものが多く、最新のテクスチャーやスキンケア成分が詰まっています。傾向はこんな感じ。
- カバー力・持ちのバランス重視(混合肌向け):セミマット系。毛穴をふんわりぼかし、マスク移りを抑えたい人に。
- 透明感とツヤ(乾燥・くすみケア):水分多めのツヤタイプ。内から発光するような艶で、午後のくすみをリセット。
- テカリ・毛穴が気になる(脂性肌):マット〜ソフトマット。皮脂吸着パウダー配合、薄くてもしっかりキープ。
- ゆらぎやすい敏感肌:無香料/アルコールフリー、CICA/パンテノール配合など低刺激設計を選択。初回はパッチテストを。
ブランドで迷うなら、カバー系が得意なもの、素肌感ツヤ系が得意なもの…と「仕上がりの得意分野」で選ぶのがコツ。口コミは自分と同じ「肌質・年齢・仕上がりの好み」を基準にチェックすると外しにくいです。
プロのひと押しチェックリスト
- 仕上がり:ツヤ/セミマット/マットのどれ?
- カバー力:薄膜でカバーできるか(重ねやすさ)
- 色:首となじむニュートラル〜イエロー寄りの明度
- 成分:ナイアシンアミド、CICA、ヒアルロン酸など肌悩みに合うか
- 落とし方:クレンジングで負担なく落とせるか(W洗顔の有無)
- 衛生面:パフは週1洗浄、クッションは3〜6カ月で見直し
4. まとめ|今日から変えられる、小さな2アクション
合わないファンデのままだと、直しのたびに厚塗り→崩れのループ、写真や対面の印象も損しがち。逆に、相性の良い韓国コスメのクッションファンデに替えて「薄膜×部位別2度付け」を徹底するだけで、時短・透明感・持ちが一気にアップします。
今日からは、①色と仕上がりを肌に合わせて選ぶ、②スタンプ塗りで薄く重ねる。この2つだけで、ベースメイクの悩みはグッと軽くなります。毎日のメイクがもっとラクに、そして思わず鏡を見たくなる肌へ。
