崩れない下地の選び方と塗り方ガイド|皮脂とテカリ防止で一日中サラふわ肌

崩れない下地の選び方と塗り方ガイド|皮脂とテカリ防止で一日中サラふわ肌

朝は完璧なのに、昼にはTゾーンがピカッ。鏡を見るたび「また崩れた…」ってため息、わかる。私も撮影現場でライトと汗にさらされ、何度もメイク直しに走ったタイプ。でもね、崩れないカギは“下地”。皮脂とテカリ防止に効くポイントを押さえるだけで、午後のくずれが静かに消えていくのを感じるはず。この記事では、プロ目線の成分選びから塗り方まで、すぐ真似できるテクだけをギュッとまとめたよ。

なぜ崩れる?皮脂とテカリのメカニズム

崩れの主犯は“皮脂”。時間とともに分泌された皮脂がベースメイクと混ざる→ファンデがゆるむ→毛穴落ちやテカリに。特に額・鼻のTゾーンは皮脂量が多く、湿度や摩擦(マスク・前髪・スマホ)で加速。つまり、崩れないには「余分な皮脂を受け止める」「摩擦に強い膜を作る」この2つが要。

崩れない下地の選び方(成分チェックリスト)

  • 皮脂吸着パウダー配合:シリカ、ポリメチルシルセスキオキサン、メチルメタクリレートクロスポリマーなど。テカリ防止の要。
  • シリコーン系で耐摩擦UP:ジメチコン、シクロペンタシロキサンなどが複数入ると、汗・皮脂・こすれに強い“崩れない膜”を形成。
  • 仕上がり質感:テカリやすい人はマット寄り、頬が乾きやすい混合肌はTゾーンのみ皮脂くずれ防止下地+Uゾーンは保湿系で使い分け。
  • 色補正:赤みはグリーン、くすみはパープル/ブルー、血色不足はピンク。色ムラを下地で整えるとファンデを薄くできてさらに崩れにくい。
  • 紫外線カット:日中の皮脂酸化を抑えるため、SPF・PAは生活環境に合わせて選択。高SPFでも軽い感触のものが便利。

テカリ防止を最大化する“塗り方”のコツ

  1. スキンケアは「うす保湿」仕上げ:化粧水→乳液orジェルを薄く。油分が多いと皮脂+油分で崩れやすく。
  2. 下地は“点置き・薄伸ばし”:パール粒より少なめを、額・鼻・あごに点置き。毛穴方向に指の腹でサッと、最後はスポンジで軽く押さえて密着。
  3. テカる所だけ二度塗り:鼻頭や眉間などは、ごく薄く重ねて“皮脂の受け皿”を強化。
  4. ファンデは最小限:隠したい所はコンシーラーで補正、全顔は薄ベール。厚塗りほど崩れやすいのが鉄則。
  5. 仕上げパウダーは部分のせ:シリカ主体のルースやプレストを小さめブラシでTゾーン中心に。皮脂が出やすい小鼻は毛穴に押し込まないよう上からサラッと。
  6. フィックスミストは“霧質重視”:微細ミストを遠めに1〜2プッシュ。ムラを避けて密着力をUP。

肌質・シーン別の使い分け

  • 脂性肌:全顔マット系下地+Tゾーン二度塗り。昼はティッシュオフ→無色のプレストで軽くリタッチ。
  • 混合肌:Tゾーンは皮脂くずれ防止下地、頬は保湿下地かツヤ下地。質感ミックスで“作り込み感”を回避。
  • 乾燥しやすいのにテカる人:水分重視の保湿→テカる所だけ皮脂ブロック。全顔マットは避けてカサつき予防。
  • 長時間・屋外:耐水・耐汗の表示をチェック。帽子・日傘も併用で皮脂の酸化ストレスを軽減。

プロ目線の“使ってよかった”下地たち

編集や撮影での実使用から、テカリ防止×快適さのバランスが良い代表格をタイプ別に。

価格はプチプラ〜デパコスまで幅広いので、まずはTゾーン用に小さめサイズやドラッグストアで試せるものからがおすすめ。肌に合えば全顔用に格上げして。

お直しの正解ルート

  1. 油分だけオフ:ティッシュで軽く押さえる。拭くのではなく“置く”。
  2. 必要なら部分下地を少量:小鼻などの毛穴に押し込まないよう薄く。
  3. 仕上げにパウダー:ブラシでサラッと。固まったらミストをひと吹きで復活。

まとめ|崩れないは“選び方×塗り方”で作れる

崩れない下地は、皮脂を味方にする処方選びと、薄く丁寧な塗り方がすべて。テカリ防止の要は「皮脂吸着」「耐摩擦」「部分使い」。明日の朝は、Tゾーンに皮脂ブロック下地を点置き→薄伸ばし→スポンジで密着、これだけで午後のテカリがぐっと静まるはず。季節や肌のコンディションに合わせて“使い分け”を続ければ、メイク直しはミニマムに。まずは一つ、あなたの肌に合う“崩れない相棒”を見つけてみて。

キーワード: 崩れない,下地,皮脂,テカリ防止