
午後になると粉っぽくて、笑ったときのちりめんジワが気になる…そんな「乾燥崩れ」、私も現場で何度も向き合ってきました。大丈夫、ファンデの選び方と塗り方を少し変えるだけで、夕方まで「しっとりツヤ肌」が続きます。この記事では、乾燥肌に合うファンデーションの選び方と人気商品、そしてプロ目線の塗り方まで、実践しやすくまとめました。
まずは「あるある」乾燥崩れの原因
- 水分・油分バランスの乱れで、粉体が浮いてカサつく
- マット寄りの処方でシワに入り込み、老け見えする
- パウダーののせすぎ・摩擦の強い塗布で角層が乱れる
原因に合ったアイテムとテクニックを選べば解決できます。
乾燥肌に合うファンデーションの選び方(決定版)
1. タイプは「リキッド・クリーム・クッション・エマルジョン」優先
- リキッド:保湿力と密着感のバランスが◎、ツヤ〜セミツヤ仕上げが多い
- クリーム:こっくり質感でカバー力高め、乾燥が強い日に安心
- クッション:みずみずしく時短。日中のうるおいリタッチにも最適
- エマルジョン/バーム:しっとり生肌っぽさ。薄く広げるとヨレにくい
パウダリーが好きなら、ヒアルロン酸やオイル配合のしっとり処方を選ぶのがコツ。
2. 成分チェックでハズさない
成分表示の上位に「セラミド(NP/NGなど)・ヒアルロン酸Na・スクワラン・グリセリン・パンテノール」などの保湿サポート成分があると安心。ツヤ不足には光拡散パールやオイルブレンド処方も味方です。
3. 仕上がりはツヤ〜セミツヤ
マットは乾燥肌だとシワやキメにたまりやすい傾向。ツヤ〜セミツヤなら、光で凹凸を飛ばしながらうるおい感をキープできます。
4. 色とカバーは「薄く・狙って」
顔全体は薄く整え、気になる部分だけ少量重ね塗り。くすみや赤みはコントロールカラー(ベージュ or ピーチ)で先に整えると、ファンデの量を減らせて乾燥崩れを防げます。
5. 下地合わせも重要
保湿下地(ジェル+乳液タイプ)や、乾燥部位だけオイル一滴で仕込み。日焼け止めはミルク系のしっとりタイプが相性◎。
プロ直伝:うるおいが続く塗り方
- スキンケア後は5分置いてなじませ、余分な油分はティッシュオフ
- ファンデは「米粒2個分」を内側から外側へ。湿らせたスポンジ or 温めた指で密着
- フェイスパウダーは目元・小鼻など最小限。乾燥部位にはのせない
- 仕上げに保湿ミストをふんわり。日中はバームで保湿→クッションで軽くリタッチ
乾燥肌に合うファンデーションの選び方と人気商品ガイド
デパコス(高保湿×上質ツヤ)
- クレ・ド・ポー ボーテ タンクレームエクラ n:しっとりリッチな艶。薄塗りで格上肌に。少量で伸びるので実はコスパ良。
- SUQQU ザ リクイド ファンデーション:みずみずしい光沢と均一感。大人の乾燥ジワもふんわりカバー。
- エスティ ローダー フューチャリスト ハイドラ レスキュー:保湿感と持ちのバランスが優秀。SPF高めで日中も安心。
- NARS ライトリフレクティング ファンデーション:軽やかで乾燥に傾きにくい。素肌感重視派に。
ドラコス・プチプラ(手に取りやすさ重視)
- キュレル ベースメイクシリーズ:乾燥性敏感肌にやさしい設計。薄膜でナチュラルに整う。
- HAKU 美容液ファンデ系:スキンケア級のしっとり感で、くすみを明るく見せるツヤ。
- ロレアル パリ/メイベリンのツヤ系リキッド:みずみずしい質感でデイリーに使いやすい価格帯。
クッションファンデ(時短&リタッチ向き)
- TIRTIR マスクフィット(グロウ系):保湿感と密着のバランスがよく、ヨレにくい仕上がり。
- LANEIGE ネオクッション グロウ:みずみずしい光沢。乾燥シーズンの携帯に◎。
- CLIO キルカバー グロウクッション:カバーしつつ艶。薄くたたくのがコツ。
- rom&nd ベアウォータークッション:とにかく軽い!素肌っぽいけど乾かない。
価格はブランドで幅がありますが、乾燥肌は「少量で伸びる処方」を選ぶと結果的にコスパが良くなります。肌が敏感に傾いているときは、まずサンプルや店頭タッチアップで相性を確認しましょう。
季節・シーン別の使い分け
- 真冬:クリーム or バーム系を薄く。頬だけオイル下地で保湿ブースト
- 長時間デスクワーク:リキッド+部分パウダー。加湿器やミストで環境ケアも
- 外出&マスク:密着力の高いクッションで薄膜仕上げ→マスク接地面はパウダー控えめ
まとめ:今日からできる3ステップ
- 保湿下地+ツヤ〜セミツヤのリキッド/クリームを薄膜で
- 気になる所だけ重ねて、パウダーは最小限の部分使い
- ミストとバームで日中のうるおいをキープ
行動しないと、粉吹き・ちりめんジワ・くすみ見えが固定化してしまいます。今日からアイテム選びと塗り方を見直して、触れたくなるうるツヤ肌を味方につけましょう。
