
写真だと顔がのっぺり、午後になるとフェイスラインがぼやける…そんな悩み、コントゥア(輪郭を立体的に見せる・小顔効果)で一発逆転できるのに「濃くなりそうで怖い」「高いコスメは続かない」とブレーキがかかる人、多いんです。大丈夫。プチプラでも、初心者でも、コツさえ掴めばナチュラルに盛れます。ここでは10年以上カウンターに立ってきた視点で、迷わずキレイに仕上がる方法だけをギュッと。
あるあるな悩みを言語化してみた
- 影を入れると「汚れた?」と言われそうで怖い
- 職場でも浮かないナチュラル仕上げにしたい
- プチプラは粉っぽい?発色が強すぎない?
- 顔が丸い・余白が気になるけど、どこに入れればいいか分からない
結論、コントゥアは「色」「質感」「置き場所」を外さなければ失敗しません。特に初心者は、プチプラの“薄づき・ぼかしやすい”アイテムが味方です。
まずは色と質感選び:ここで8割決まる
- 色の明度:自分の肌よりワントーン暗い“影色”を。濃色は難易度急上昇。
- 色味の方向性:
- イエベ:黄み〜オリーブ寄り、グレージュがなじみやすい
- ブルベ:赤みが少ないグレー〜モーブ寄りが自然
- 質感とタイプ:
- パウダー:失敗しにくく初心者向け。ふんわり影。
- スティック/クリーム:密着感◎。乾燥肌・長時間メイク向け。
プロ直伝:初心者のための“3点だけ”コントゥア
使うのは、ふわっと丸いシェーディングブラシか、スポンジ。量は必ず少なめから。
- フェイスライン:耳前の生え際→あご先に向けて薄く。輪郭の外1/3だけにC字で入れて、内側へ境界をぼかす。
- こめかみ〜頬骨下:こめかみから頬骨のくぼみに向かって斜め45度。黒目の内側には入れないと自然。
- 鼻筋:眉頭の下から小鼻の少し上まで、両サイドに極細。センターは空けてスッと通す。
仕上げに、Tゾーン・頬の高い位置へ控えめハイライトをのせると立体感が一気にプロ級。濃くなったら、透明フェイスパウダーを上から重ねてリセットすればOK。
プチプラで始めるならこのあたりが鉄板
- Visee(ヴィセ) ザ コントゥア カラー:ふんわり薄づきで三色ブレンドしやすい。オフィスでも浮かない自然影。
- CANMAKE(キャンメイク) シェーディングパウダー:ドラッグストアで手に取りやすく、色展開が初心者にやさしい。
- peripera(ペリペラ) インクVシェーディング:三色グラデで鼻影が作りやすい。イエベさんの肌になじみやすいトーンが人気。
- Too Cool For School アートクラス デュアルコントゥアスティック:直塗り→スポンジで即ぼかし。乾燥肌や長時間メイクに。
- ETUDE(エチュード) コントゥア系パウダー:薄づき・ぼかしやすさで初心者にも扱いやすいと定評あり。
どれもプチプラ帯で、1,000円前後~1,500円未満が目安。まずは“明るめ影色”を選ぶと失敗がグッと減ります。
持ち・仕上がりを格上げする小ワザ
- 皮脂が出やすい人は、コントゥア前に軽くティッシュオフ+薄くプレストパウダー。
- 境界は“上方向”へぼかすと頬が下がって見えない。
- マスクありの日は、フェイスラインとこめかみ重視。鼻は超薄く。
- 仕上げにミストを1〜2プッシュで密着度UP。
まとめ:今日から“2ポイントだけ”でOK
コントゥアをしないままだと、印象が平面的になりがち。逆に、フェイスラインと鼻筋の“2ポイントだけ”でも、朝3分でメリハリが出て写真映えが変わります。プチプラなら挑戦しやすいし、薄づきアイテムなら失敗しても簡単にリカバリ可能。まずは手持ちのブラシで、明るめの影色からゆるっと始めてみて。明日の横顔、ぐっと好きになれるはず。
