
「朝はキレイなのに、昼すぎにはTゾーンがテカテカ…」「毛穴が浮いてファンデが溝落ち」——そんな日、あるよね。私も撮影現場で何度も直しに追われた時期がありました。でもね、下地を“肌質に合わせて”“正しく塗る”だけで、午後の鏡が怖くなくなる。この記事では、実体験とカウンセリングでのリアルな声をもとに、テカリ防止に効く崩れない下地と使いこなし方を、分かりやすくまとめます。
まずは「あるある」な崩れ方を言語化
- おでこ・鼻だけベタつくのに頬は乾く(混合肌あるある)
- マスクや前髪の蒸れで毛穴が開き、ファンデがヨレる
- 直しのパウダーで重たくなり、夕方くすむ
解決のカギは“皮脂コントロール×密着×薄さ”
テカリは「皮脂量」だけが原因じゃない。肌表面の凹凸や水分バランスが乱れると、ファンデが滑って崩れやすくなります。だから、皮脂を吸着してサラッと保つ+毛穴をふんわりぼかす+薄く均一に密着させる下地がベスト。さらにTゾーンだけ重ねる“部分戦略”で、厚塗り感なくキープ力が伸びます。仕上がりイメージは、午前も夕方も小鼻サイドがサラッ、毛穴の影が目立たない透明マット。
テカリ防止におすすめ!崩れない下地ランキング
プロの現場での使われ方、カウンセリングでの満足度、仕上がりの美しさとコスパを総合してセレクト(肌質や好みで感じ方は変わるため、目安としてどうぞ)。
プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止系 下地
汗・皮脂の多い日でもサラッと感が長続き。薄膜で毛穴の影がふんわり消え、ファンデのノリも均一。混合〜脂性肌の鉄板。
マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース(NEO/EX系)
テカリを抑えつつカサつきも防ぐ“バランス型”。オフィスの空調で乾きやすい人、季節の揺らぎがある人に好評。
セザンヌ 皮脂テカリ防止下地
プチプラ代表。サラサラの速乾質感でTゾーンのテカリをロック。色補正タイプはくすみ飛ばしにも◎。コスパ重視の毎日使いに。
オルビス スムースキープベース UV
軽やかな薄膜で毛穴をなめらかに。日中の皮脂ぐすみを感じやすい人に。ベースを軽く整えたい“ミニマルメイク派”にも。
エテュセ フェイスエディション(プライマー)フォーベリーオイリースキン
小鼻や眉間の“ポイント崩れ”用に一本。スティックや筆タイプ感覚でさっと塗れて、持ち運び直しもラク。
キス マットシフォン UVベース
ふんわりマットに仕上がるのに厚ぼったくならない。ふんわり毛穴カバーで写真写りも安定。デートやイベント日に。
ラ ロッシュ ポゼ トーンアップ(クリア)
トーン補正しながら、ベタつきにくい快適肌へ。敏感肌寄りでUVも両立したい人の“万能選手”。
メイベリン フィットミー オイルコントロール プライマー
つるんとしたフラット肌に整えてメイク持ちを底上げ。皮脂多めの方の週末レジャーにも◎。
失敗しない“選び方”のコツ
- 脂性肌:さらさら質感×皮脂吸着タイプ。色は無色〜薄ベージュが扱いやすい。
- 混合肌:全顔はしっとり系、Tゾーンだけ皮脂防止下地で“W使い”。
- 乾燥寄り:テカるけど粉吹く人は、保湿下地+部分用皮脂プライマーの合わせ技。
- 敏感肌:アルコールや香料が控えめ、UVはSPF・PAが高めでも軽い使用感のものを。
崩れない塗り方・5ステップ(プロの現場流)
- スキンケア後、ベタつきはティッシュオフして“土台サラッ”。
- 下地は小豆粒を“手の甲でのばしてから”頬→額→あごへ薄く。
- Tゾーン・小鼻は米粒を追加し、毛穴の向きにくるくる塗り込む。
- 30秒〜1分待って密着させてから、リキッドはスポンジでスタンプ置き。
- 仕上げに小鼻だけフェイスパウダーを“押さえる”。刷毛で払うのは最後。
Before/Afterをイメージして
Before:昼すぎに小鼻がギラつき、毛穴の影が強調。After:夕方も小鼻横がさらり、頬はふわマット。直しは皮脂取り紙→部分パウダーで10秒完了。
まとめ:下地を変えれば、午後の自分が変わる
合わない下地のままだと、直しが増えてメイクが重く、くすみや毛穴目立ちの悪循環に。今日から“肌質に合う1本+部分用”へシフトすれば、メイク直しは最小限、写真写りも安定。テカリ防止におすすめ!崩れない下地ランキングを参考に、自分の相棒を見つけて、朝の仕上がりを夜までキープしよう。
