
朝はくるんと上向きだったのに、ランチ後にはまつ毛がストン…。撮影現場や梅雨どきのメイクで何百回も向き合ってきた“カール落ち問題”、実はコツとアイテム選びでしっかり対策できます。この記事では、人気のカールキープ系マスカラの選び方と、プロが現場で使う「落ちない塗り方」をわかりやすくお届け。今日から、朝の仕上がりを夜までキープしましょ。
1. あるあるな「カールが落ちる」原因を知る
- 湿気・汗・皮脂でフィルムがゆるみ、重みで下がる
- 直毛まつ毛は“形の記憶力”が弱く、時間とともに元に戻る
- 重い液や繊維の盛りすぎで、根元が負けてしまう
- ビューラーの挟みすぎ・同じ角度だけで曲げてブリッジが折れる
原因がわかれば対策は半分完了。次は“落ちない仕込みと塗り方”へ!
2. 一日中カールキープする実践ステップ
ステップA:下準備で土台を整える
- スキンケアの油分は目周りだけ薄く。アイクリームは就寝前中心に。
- ビューラーは「根元→中間→毛先」の3段階で数秒ずつ優しく。最後に冷風を2〜3秒当てると形が固定されやすい。
- 湿度・皮脂に強い「WP(ウォータープルーフ)系」または“形状記憶ポリマー・ワックス配合”と記載のあるカールキープ処方を選ぶ。
ステップB:マスカラ下地で持続力アップ
透明〜半透明のカールキープ下地は、薄膜で根元を支える支柱役。ボリューム系の白下地は重さが出ることもあるので薄く1度塗りが正解。
ステップC:塗り方は“根元7割・毛先3割”
- 余分な液をティッシュオフ。
- ブラシをまつ毛の根元に当て、左右に小刻みに揺らしながら引き上げる。
- 毛先は軽くなでる程度でOK。ダマはコームで整える。
- 欲しい人は2回目を“中間〜毛先だけ”に。根元を重くしないのがカールキープのカギ。
ステップD:仕上げのひと手間
- 下まぶた移りが気になる人は、上だけWP・下はフィルムタイプが◎。
- 束感が好きな人は、コーム型やワックス高配合の“束感カール”タイプを選ぶ。
Before/Afterイメージは「根元がすっと立ち、まぶたの影が晴れる」。横顔の印象まで変わります。
3. 人気のカールキープ系マスカラ&相性ガイド
価格は目安。手持ちのまつ毛タイプに合わせて選んでみて。
- セザンヌ 耐久カールマスカラ(プチプラ):軽い液で根元がつぶれにくい。ブラックでくっきり、ブラウンで優しげ。コスパ重視派に人気。
- キングダム 束感カールマスカラ:コーム×ブラシのハイブリッドでトレンドの束感が簡単。ワックス感強めでカール固定力が高い印象。
- D-UP カール系マスカラ:セパレート上手で“根元ふわっ・毛先スッ”が作りやすい。繊維の絡みが少なくお仕事メイクに◎。
- ヒロインメイク カールキープ系下地:透明感の下地は重ねてもヨレにくい。湿気の季節に頼れる名脇役。
- デパコスのWPカール系(例:SUQQU、M・A・C、RMKなど):ブラシ精度と膜の均一さが秀逸。仕上がりの上質感とキープ力を両立したい日やイベントに。
色選びは、くっきり見せたい日はブラック、柔らかさ重視はブラウン。旬のカラーマスカラは、目尻だけにポイント使いすると失敗しにくいです。
4. まとめ:今日の朝のまつ毛を、夜まで。
対策しないままだと、写真や商談のときに「目元が決まらない」ストレスが続きがち。逆に、下地+根元重視の塗り方+人気のカールキープ処方に切り替えるだけで、毎朝の“まつ毛の当たり外れ”が激減します。まずは手持ちのビューラーを見直し、プチプラのカールキープ下地と軽めのWPマスカラを組み合わせてみて。数日で持ちの差を実感できるはず。あなたの目元は、もっと上向きになれる。
