
乾かしても毛先がパサつく、カラーの色落ちが早い、朝アイロンしても昼には広がる…。 サロン現場で10年以上ダメージ毛を見てきた実感として、原因はブリーチ・熱・紫外線・乾燥の複合ダメージがほとんど。 でも大丈夫。ダメージヘアを修復するおすすめトリートメントと正しい使い方を押さえれば、指通りもツヤも確実に戻せます。 この記事では、今の悩みをほどきながら、今日からできる実践ケアと推しアイテムをギュッと紹介します。
あるあるなダメージのサイン、心当たりない?
- 毛先が白っぽく見える・枝毛が増える
- 濡れるとゴワつくのに、乾くとスカスカ
- カラーがすぐ抜けて黄み・赤みが出る
- うねり・広がりで結局ひとつ結びに頼りがち
これは、キューティクルの乱れと内部タンパク質の流出が進んでいるサイン。 解決には「内部補修+保湿+熱&UV保護」をワンセットで回すのが近道です。
2025年のダメージケア最新トレンド
- 高濃度ケラチン/アミノ酸で内部をピンポイント補修
- 酸熱トリートメントでまとまりとツヤを底上げ(サロン施術)
- 自然派・オーガニック成分でやさしく保湿
- ダメージセンサー処方で傷んだ所だけを重点ケア
プロ厳選|ダメージヘアを修復するおすすめトリートメント
使い分けのコツも一緒に。参考価格は編集部調べです。
1. ダリーフ LPTトリートメント
高濃度ケラチンとアミノ酸を補給。ブリーチ毛の「スカスカ感」にハリを戻しやすいタイプ。 週2〜3回のインバス集中ケアに。なめらかで絡まりがスッとほどけます。
2. オージュア イミュライズ ヘアトリートメント
年齢・ハイダメージで弱った繊維質を狙って補修。カラーの色持ちケアにも強い印象。 太さ・硬さに合わせてライン提案ができるのも魅力。
3. ディアボーテ HIMAWARI オイルイントリートメント
ダメージセンサー発想のヒマワリオイルEX配合。うねり・広がりを抑えて素直なまとまりへ。 重すぎない仕上がりで細毛さんにも◎。
4. オルナ オーガニック ヘアオイル ダメージケア
アルガン・ピーチシードなど植物オイル中心のアウトバス。ベタつかず毛先だけしっとり。 ドライ前の熱保護にも心強い一本。
5. アミノメイソン モイスト ミルククリーム トリートメント
するんと密着するミルククリーム質感。パサつきが気になる日に「保湿リセット」できる一本。 やさしめ処方で日常使いしやすいのも良いところ。
失敗しない選び方(ダメージ度別)
- 軽度(毛先だけパサつく):アルガン油・シアバターなど保湿重視。ミルクor軽めオイルで日々ガード。
- 中度(カラーの褪色が早い):加水分解ケラチン/コラーゲン、セラミド、アミノ酸配合のインバスを週2〜3回。
- 重度(ブリーチ・縮毛でスカスカ):高濃度ケラチン系+サロンの酸熱トリートメントを併用。ホームケアで維持。
併せて、シャンプーは硫酸塩系の強洗浄を避け、やさしく洗うだけで仕上がりが激変します。
効果を最大化する使い方チートシート
- タオルドライを徹底:びしょ濡れはNG。水気をしっかり切ると有効成分が留まりやすい。
- 毛先→中間の順に塗布:粗めコームで均一化。5分置き、手のひらでプレスして浸透促進。
- すすぎは根元しっかり・毛先ほどほど:重さが苦手なら少し軽めに。
- アウトバス+熱対策:ミルクorオイルを毛先中心に。ドライヤーは中温、アイロンは150〜160℃目安。
- UVケア:外出前はヘアミストや帽子で紫外線ブロック。褪色&乾燥の予防に直結。
Before/Afterのイメージ
Before:引っかかって広がる、ツヤが出ない、カラーがすぐ抜ける。
After:指通りが素直、毛先に面が出る、まとまりが長持ち。朝のスタイリングも短時間で決まります。
まとめ|今日から変わる、未来の髪が変わる
ケアを先延ばしにすると、枝毛・切れ毛が増え、カラーは褪色しやすく、結局スタイリングに時間もコストもかかります。 逆に、今日から「内部補修+保湿+熱&UV保護」を回せば、ツヤ・色持ち・まとまりが安定し、毎朝の時短にも直結。 自分のダメージ度に合う一本を選んで、まずは2週間。きっと触るたびに嬉しくなるはず。
