
サロンに行く時間がない、でも指先は常にキレイでいたい。そんなとき頼れるのがセルフジェル。10年以上ネイルに向き合ってきた立場から断言すると、コツさえ掴めば“モチ”も艶もぐんとアップします。この記事では、ジェルネイル セルフ やり方を最短ルートで解説。必要な道具、手順、失敗しないポイントまで、今日から実践できる形でまとめました。
1. あるあるな悩みを整理しよう
- 数日で先端から浮いてくる・剥がれる
- ムラ・凹凸・厚ぼったさでサロン級に見えない
- 硬化不良でベタつく、しわっと寄る
- 甘皮周りにジェルが溜まって見た目が雑に…
- オフで爪が薄くなるのが怖い
実は原因の8割は「下準備」と「塗布量」。ここを整えると、見違えるほど仕上がりが安定します。
2. 解決策:プロの基本手順とコツ
必要な道具
- UV/LEDライト(LED推奨)
- ベース・カラージェル・トップジェル(ノンワイプだと拭き取り不要)
- エタノール(またはクリーナー)、ウッドスティック
- ファイル(180/240G目安)、スポンジバッファ
- キューティクルプッシャー、ダストブラシ
100均でも一式は揃いますが、ライトとベースは信頼できるものを選ぶとモチが安定します。
所要時間の目安(ワンカラー)
下準備30分+塗布30〜45分=合計60〜90分。
ジェルネイル セルフ やり方(基本の流れ)
- 消毒:手指と道具をエタノールでさっと拭く。
- 整爪:ファイルで形を整え、先端を軽く面取り。
- 甘皮ケア:プッシャーで押し上げ、ルースキューティクルを除去。
- サンディング:爪表面をやさしく曇らせ、ダストオフ。
- 油分除去:エタノールでしっかり拭き取り。
- ベース:薄く均一に。皮膚に付いたら硬化前にウッドスティックで除去→ライトで硬化(目安30〜60秒)。
- カラー:薄塗り2回が鉄則。1回ごとに硬化。ムラはセルフレベリングを待ってからライトへ。
- トップ:艶の要。甘皮に触れないギリギリで薄めに、先端も包み込んで硬化。
- 拭き取り:ノンワイプ以外は未硬化ジェルをクリーナーでオフ。
仕上がりが変わるプロのコツ
- 「薄く×複数回」。厚塗りは硬化不良と持ちの悪さの原因。
- 甘皮ラインは0.5mm残す意識。はみ出しは必ず硬化前にオフ。
- 先端エッジを必ずコートして、欠け・浮きを予防。
- 塗った直後10秒ほど手を静止して、ムラを自然にならす。
- 硬化時間はライトとジェルの指示に合わせて。迷ったらやや長めが安全。
オフの基本(爪を守る)
- トップを軽くファイルで削ってから、専用リムーバーでふやかす。
- 無理に剥がさない。浮いた部分だけをウッドスティックでやさしく。
- 仕上げにオイルとハンドクリームで保湿。
3. 道具の選び方とコスパの話
初心者は「スターターキット(ライト+ベース/カラー/トップ+道具)」が手軽。5,000〜10,000円台で揃い、1回あたりの材料費は数百円に。ベースは“サンディング不要タイプ”や“リフトレス処方”だと持ちを実感しやすく、トップは“ノンワイプ”が時短で艶やか。カラーは自分の肌色に合うニュアンスベージュやくすみピンクが失敗しにくいです。100均ジェルもワンカラーなら十分使えますが、ライトの出力は口コミで要チェック。
4. まとめ:今日から指先の“自信”を育てよう
自己流のまま続けると、剥がれやすさや硬化不良で「セルフは難しい…」と挫折しがち。正しい下準備と“薄く重ねる”基本を押さえれば、仕上がりとモチは劇的に変わります。まずはワンカラーで60〜90分、この記事の手順通りにトライ。小さな成功体験の積み重ねが、忙しい毎日に映える“つやん”とした指先を連れてきてくれます。さあ、今日の夜からはセルフジェルで気分を上げていきましょう。
