
メイクが崩れない肌を作るスキンケア術
朝はキレイに仕上がったのに、昼にはTゾーンテカテカ、頬はカサついてヨレ…これ、現場でも一番相談が多い悩み。実は「メイクが崩れない肌を作るスキンケア術」を押さえるだけで、ベースは一日中安定します。10年以上のカウンター経験で辿り着いた、今日からできる最短ルートをまとめました。
1. あるあるな崩れポイントを言語化
- Tゾーンの皮脂でファンデが浮く
- 頬・口もとの乾燥小じわに粉が溜まる
- マスクや汗で毛穴落ち、くすみがち
原因は「水分不足→皮脂過多」「温度上昇」「油分の塗りすぎ」。順番と量を整えるのがカギです。
2. 解決策:朝の5ステップ(これで崩れない)
- 洗顔:ぬるま湯+低刺激洗顔で皮脂をオフ。こすらず10〜20秒で十分。
- 水分レイヤリング:化粧水を2〜3回に分けて重ね、頬は手のひらで密着。ナイアシンアミドやセラミド配合が安定。
- 薄膜で守る:乳液orジェルは「パール粒1個」を全顔。Tゾーンは量控えめ。
- 待つ→ティッシュオフ→冷やす:1〜3分待ち、薄く押さえて余分な油分をオフ。最後に冷タオルorドライヤー冷風10〜20秒で表面温度を下げる。
- UV→部分下地:日焼け止め後、皮脂吸着系の下地をTゾーンと小鼻だけに薄く。擦らずスタンプ塗り。
+週1〜2回の角質ケア(酵素洗顔や低濃度AHA)で凹凸をならすと、さらにヨレにくく。
3. 商品の選び方とリアルな使用感
- 化粧水:高保湿(ヒアルロン酸・セラミド)。シャバっと軽いのを重ねづけが◎。目安¥1,000〜2,000で十分。
- 乳液・ジェル:ノンコメドジェニック。春夏はジェル、秋冬は乳液+乾燥部位のみ1滴オイル。¥1,500〜2,500。
- 下地:シリカや酸化亜鉛配合の皮脂崩れ防止タイプ。全顔は厚塗り見えの元、Tゾーンだけに。¥1,500〜3,000。
- 仕上げミスト:フィックスミストを顔から20cmで1〜2プッシュ、密着感が上がりマスク移りも軽減。
ポイントは「水分多め・油分は必要最低限」。重ねすぎたら崩れます。
4. まとめ:今日からのチェックリスト
- 水洗いだけにしない(朝も洗顔料を短時間)
- 化粧水は重ねる、油分は薄膜
- “待つ→ティッシュオフ→冷やす”をルーティン化
- 下地は部分使い、量は米粒大
- 昼のリタッチは皮脂シートで軽く→透明パウダー薄く
土台が整うと、同じファンデでも見え方が激変。メイクが崩れない肌を作るスキンケア術を取り入れて、夕方まで「さらツヤ」を更新しよう。
