朝のメイク、使いたいパレットが見つからない。ポーチはパンパン、同じ色のリップを何本も買ってしまう…。ビューティーアドバイザーとして10年以上、そんなお悩みを何度も聞いてきました。実は私も、忙しい時ほどメイク台がカオスに。そこで救ってくれたのが「100均 グッズ コスメ 収納」の発想。コスパ最高のアイテムをちょっと工夫するだけで、毎朝の“探し物タイム”がゼロに。今日は、誰でも今日からできるプロの収納テクをカジュアルに伝授します。
あるあるなコスメ収納の悩み、言語化してみた
- ポーチ・引き出しの中で、細いアイライナーやリップが行方不明
- スキンケアのボトルが倒れて液ダレ、棚がベタつく
- 洗面所の湿気でパウダーが固まる、ブラシが衛生的に不安
- 「映える」アクリルケースに詰めただけで、結局取り出しづらい
- ストックを把握できず、同じコスメを重複買い
プロが推す“仕組み化”の解決策
正解は「見える・立つ・1アクション」の3原則。直射日光や高温多湿はコスメの劣化を早めるため、置き場所の環境も大切。以下のステップで、一気に整います。
ステップ1:ゾーニング
- デイリー(毎日使う)/ ウィークリー(たまに)/ スペシャル(イベント)/ ストックの4区分
- デイリーは“ワンアクションで取れる”一軍トレーへ
ステップ2:カテゴリ別に“立てる”
- リップ・マスカラ・アイライナーは縦置きで一目瞭然
- パレットはブックエンドで本のように立てると出し入れが快適
ステップ3:衛生と劣化対策
- ブラシは通気の良いスタンドへ。湿ったまま密閉は菌の温床に
- 日光の当たる場所を避け、洗面所は密閉ケース+乾燥剤で湿気対策
Before:引き出しの中で平置き・重ね置き→After:立てる+仕切る+ラベルで“探さない”。朝のメイクが3〜5分時短、重複買いも激減します。
100均グッズで作る、使いやすいコスメ動線
ダイソー・セリア・キャンドゥで揃う定番だけで十分。110円〜の組み合わせで、機能美収納が完成します。
おすすめアイテムと使い方
- クリア仕切りケース:リップ・マスカラの縦置きに。高さ違いを組み合わせて倒れ防止
- 積み重ねボックス:デイリー/ウィークリーを上下に。浅型はチーク・単色シャドウに◎
- 引き出し用仕切りトレー:パレットの幅に合わせて仕切り、重ならない“定位置”を作る
- ペン立て・歯ブラシスタンド:メイクブラシやアイブロウペンシルのスタンド化に最適
- スパイスラック(段差ラック):スキンケアボトルを段々にして後列も見える化
- ワイヤーネット+フック:ビューラー・スポンジ・ヘアピンを壁面収納で浮かせる
- 回転トレー(ターンテーブル):ミストや化粧水の“回して取れる”一軍コーナーに
- マグネットケース:スチール面に貼って、コットン・綿棒・試供品を取りやすく
- 詰め替えボトル&ラベルシール:容量を揃えて高さを均一に。ラベルで家族も迷わない
- 透明ポーチ&ピルケース:外出用の“持ち出し一軍”とサンプル収納に
どれも見た目が揃うので“美収納”が簡単。素材は中身が見えるクリア系が時短向き、日差しの強い場所なら半透明や不透明を選ぶと劣化対策に。
コスパと使用感
価格は多くが110円(税込)〜。数百円の投資で収納効率は体感2倍に。重ねる・立てる・回すの3動作が揃うだけで、毎日のメイクが驚くほどスムーズに。必要な分だけ追加しやすいのも100均の強みです。
今日から15分で“探さない”メイク台に
行動しないデメリットは、時間のロスとコスメの劣化・衛生リスク。逆に今すぐ始めれば、明日から確実に時短&無駄買い防止に繋がります。
スタート手順(15分):
1) コスメを全部出す → 2) デイリー/その他に分ける → 3) 使い切れない・劣化品は手放す → 4) 引き出しサイズを採寸 → 5) 上記の100均グッズを必要数だけ購入 → 6) 立てる・仕切る・ラベルで定位置化。
小さな工夫で、メイクはもっと楽しくなる。あなたの「キレイ」を、100均グッズで軽やかにアップデートしましょう。
本記事は「100均 グッズ コスメ 収納」のキーワードで、実践しやすいテクニックと選び方をプロ視点でまとめています。