「メイク前にコスメが見つからない」「狭い化粧台がすぐ散らかる」…10年以上カウンセリングしてきて、これは本当に“あるある”。でも大丈夫。この記事のアイデアを試せば、狭いスペースでも取り出し1アクション、3分時短の整う化粧台が作れます。私自身、1K賃貸時代は突っ張り+ワゴンの二刀流で劇的にラクになりました。
1. まずは悩みを“見える化”しよう
- ファンデはここ、ブラシはあっち…取り出しに2〜3アクションかかる
- スキンケアとメイクが混在していて、朝の動線がぐちゃぐちゃ
- 奥にしまうと“存在を忘れる”→同じ色を買い足してしまう
- 化粧台が狭いから、とにかく「置く」→表面が渋滞して拭き掃除しづらい
この“あるある”は、スペースの問題というより「配置ルール」と「取り出し回数」の問題。だからこそ、狭い化粧台でもルール設計で一気に解決できます。
2. 解決策:狭い化粧台の収納アイデアは“3原則+12テク”で
原則A:垂直に積む(床面を増やさない)
- 突っ張り棚+ワイヤーラックで“宙にしまう”
- ペグボード(有孔ボード)でブラシ・ビューラーは吊るす
原則B:一軍だけを手前に(頻度順)
- 毎日使う“一軍”は天板〜目線に、週1の“二軍”は引き出し、予備はストックボックスへ
原則C:1カテゴリー1ボックス(迷わない)
- ベース/アイ/リップ/ツール/スキンケアで明確に分ける
実践アイデア12
- 突っ張り棚×吊り下げバスケット:賃貸でも壁を傷つけず、スキンケアを目線に集約。
- 幅20cmスリムワゴン:化粧台横に置いて“動く引き出し”。上段=一軍、下段=二軍。
- アクリル引き出し:色と高さが見えるから“埋もれない”。リップやチークに最適。
- 回転トレー(360度コスメタワー):狭い天板の“角”を有効活用。下地〜仕上げを円周配置。
- コの字ラック:天板の上にもう一段。香水やネイルを“飾る収納”に。
- ドロワー仕切り:引き出しは幅可変の仕切りで“倒れない”を作る。ブラシは立てず寝かせて保管も◎。
- ペグボード+S字フック:ビューラー、スポンジ、ヘアピンなど細かいツールを一目で管理。
- ミラー裏ポケット(粘着orマグネット):毎朝使うアイブロウ・リップライナーを“ミラーに付ける”。
- ケーブル収納クリップ:コテ・ドライヤーのコードを束ね、引っ掛けて熱が冷めるまで退避。
- トラベル用ハンギングポーチ:朝は広げて吊るし、夜は畳んで省スペース。実は最強の“動く化粧台”。
- ラベル運用:カテゴリ名+期限(例:マスカラ 2026/3)。期限切れを一目で管理でき、無駄買い防止。
- 色数を絞る:白やクリアで統一すると視覚ノイズが減り、意思決定が速くなる=時短。
Before:取り出し3アクション(引き出しを開ける→探す→どかす)。After:1アクション(目線で見える→取る)。この差が“朝の3分”を生みます。
3. 使ってよかったアイテム(価格の目安つき)
- 突っ張り棚・ポール:1,000〜3,000円前後。賃貸OK、設置5分で収納が“上下に倍増”。
- アクリル収納(引き出し/仕切り):500〜3,000円。中身が見えるからダブり買い防止に直結。
- スリムワゴン(幅15〜20cm):2,000〜6,000円。キャスター付きで掃除もしやすい。
- ペグボード:2,000〜5,000円。見せる・飾る・乾かすが同時に叶う、狭い化粧台の味方。
- 回転コスメスタンド:1,500〜3,000円。高さ可変でボトル類も安定。
- ラベルライター or ラベルシール:1,000円前後。探す時間がゼロに。
無印良品のポリプロピレン収納はサイズ展開が豊富、山崎実業(tower)は狭い隙間を制する名品が多め、ニトリや100均でも十分揃います。コスパを重視するなら“まずは分類×ラベル×突っ張り”から始めるのが最短です。
4. 今日から動ける5ステップ
- 計測:化粧台の幅・奥行・高さ、周辺の“隙間”もメモ。
- 仕分け:一軍/二軍/予備/卒業の4山。卒業は迷わず手放す。
- ゾーニング:天板=一軍、目線=スキンケア、引き出し=二軍、ストック=足元。
- 収納:上の12アイデアから自分の課題に直結するものを3つだけ導入。
- 見直し:1週間使って“取り出し1アクション”になってない箇所だけ微調整。
片づけを先延ばしにすると、朝の遅れ・ダブり買い・コスメの劣化が積み重なります。逆に、狭い化粧台でも収納アイデアを取り入れれば、清潔感と時短が同時に叶ってメイクの仕上がりまで上がる。あなたの“キレイ”の土台は、今日30分の見直しから作れます。私も全力で応援しています!
キーワード:化粧台 収納 アイデア 狭い(本記事は賃貸でも傷つけない工夫を中心に、実践しやすさ重視でまとめました。)