ポーチはパンパン、同じ色のリップが何本も…「朝のメイク、結局いつも同じ」。そんなモヤモヤ、わかります。新作が出るたび試したくなるのが美容好きの性。でも放置コスメは衛生面も効率もNG。この記事では、コスメの断捨離 方法を、10年以上のBA経験をもとに“迷わない基準”と“実践ステップ”でわかりやすく紹介。私自身もこの方法で約4割を手放し、毎朝のメイク時間がぐっと短くなりました。
1. あるあるな悩みを言語化すると、動ける
- 似た色のアイシャドウが増えすぎて、選ぶのに時間がかかる
- 久しぶりに使ったリキッドが分離していて焦る(衛生面も不安)
- 新作に心が動いても「どれを減らすか」で足が止まる
- 収納が散らかって“名品”が埋もれ、結局いつも同じメイク
これ、断捨離の「判断基準」と「収納ルール」がないのが原因。だからこそ、方法を決めてしまえばサクサク進みます。
2. コスメ断捨離の方法:今日からできる実践ステップ
- 全部出す:ポーチ・引き出しからコスメを一度に出し、ジャンル別に並べる(ベース・ポイント・ツール)。
- 枠を決める:「このボックスに入る分だけ」と物理ルールを設定。小さめのメイクボックス1~2個が目安。
- 5つの基準で仕分け:残す/保留(1か月箱)/手放すの3つに。
- 補完プラン:手放すものは“捨てる以外”も検討(売る・寄付・リメイク)。
- 収納を最適化:「一軍だけがワンアクションで取れる」配置に。月1で見直し。
迷わない!判断の5基準
- 衛生・期限:マスカラ・リキッドアイライナーは3~6か月、液体・クリームは6~12か月、パウダーは12~24か月が目安。変色・分離・異臭は即アウト。
- 似合う軸:今の肌トーン・髪色・ライフスタイルにフィットするか(去年の自分基準は卒業)。
- 使用頻度:直近1か月で0回なら保留箱へ。さらに1か月使わなければ手放す。
- ダブり:同系色は“最愛の1つ”だけ残す。テクスチャ違いで役割が被るものも絞る。
- ストレス要因:香りが強すぎる、ヨレやすい、持ちが悪い等の「なんとなく不満」は手放し対象。
処分のコツ(正しく安全に)
- 液体系はティッシュに吸わせ可燃ゴミへ。大量は避け、自治体ルールに従う。
- ボトルは中身を拭き取り、プラ/資源で分別。ミスト缶は使い切ってから穴あけの必要有無を自治体確認。
- ネイルは新聞に染み込ませて処分、除光液も同様に少量ずつ。
「捨てる以外」の選択肢
- 未使用・未開封はフリマアプリやコスメ買取へ。トレンド物は回転が早くコスパ◎。
- 衛生上、寄付は未開封のみが基本。条件を事前チェック。
- 色が合わない下地は首・デコルテ用、パウダーは前髪の皮脂リセット用などリメイク活用も。
3. おすすめ収納&サービス
「枠を決める」には、コンパクトなメイクボックスが相性抜群。例えば無印良品のポリプロピレン系ボックスは数百円~千円台とコスパ良好で、積み重ね可・洗えるのが魅力。一軍(毎日)・二軍(週末)でボックスを分け、朝は一軍だけを手前に。これだけで“探す時間ゼロ”に近づきます。
手放すコスメは、未開封はフリマや買取サービスで賢くキャッシュバック。使いかけは思い切って衛生ファーストで。無駄買い防止に「1つ入れたら1つ出す」ルールも効果絶大です。
Before/Afterを想像してみて
- Before:ごちゃつく引き出し、毎朝5分探してイライラ。
- After:一軍だけが目に入り、フルメイクが時短&キレイに。肌トラブルの予防にも。
4. まとめ
行動しないリスクは、雑菌リスクのあるアイテムを使い続けること、そして時間とお金のロス。逆に今15分だけ時間を作って“全部出す→5基準で仕分け”をやれば、明日からのメイクが劇的にラクになります。あなたの「キレイ」は、選び抜いたコスメから始まります。大丈夫、私も最初は迷いました。でも一度流れを作れば、毎年の見直しは30分で完了。まずは今日、一軍ボックスを作ってみて。
キーワード:コスメ 断捨離 方法|衛生基準|収納見直し|売却・寄付|ワンアクション収納