朝のメイク前、「お気に入りのリップどこ?」「同じ色をまた買っちゃった…」そんな経験ありませんか?私も昔は引き出しの奥に埋もれて、使い切れないコスメだらけ。そこから“コスメの見せる収納”に切り替えたら、毎朝3分時短、気分も爆上がり。この記事では、プロ目線で“映えるのに実用的”を両立するコツを、初心者でも今日から真似できるレベルに落とし込んでお届けします。
1. あるあるな悩みを見える化しよう
- 引き出しに入れると存在を忘れて同じ色を重複買い
- 好きなブランドを飾りたいけど、埃や雑多感が気になる
- 忙しい朝、出し入れが多動作でメイクが遅れる
- 色数が多くて選び疲れ、結局毎日同じ顔になる
どれか当てはまったら、“隠す収納”から“見せる収納”へシフトするタイミング。視界に入る=使う頻度が上がり、無駄買いも防げます。
2. 解決策:コスメの見せる収納は「視認性×ワンアクション」
行動はシンプルほど続きます。ポイントは3つ。
- 視認性:色・形・高さを整えて“一目で選べる”状態に。
- ワンアクション:取る→使う→戻すが1手で完結する配置。
- ゾーニング:使用シーン別に「定位置」を決める。
具体ステップ(Before→Afterを想像して)
- 仕分け(5分):デイリー/週末/スペシャルケアの3軍に分ける。デイリーだけを“見せる”に選抜。
- 立てる収納(効率爆上がり):リップ・マスカラは立てる。天面に色番シール、キャップを上に揃えるだけで選択が速く。
- 高さ合わせ:アクリルトレイに仕切りを足し、見える面の高さを揃えると“ごちゃ見え”が消える。
- 色で統一:トレイやボックスの色味をホワイトやクリアで統一。パッケージの色が主役になり、空間がスッキリ。
- 回転スタンドで時短:頻出アイテムは回転式スタンドに。取り出し1秒→戻す1秒の“最短導線”に。
- 衛生動線:筆・スポンジは別段に。乾燥しやすい場所に置くと清潔が続く。
Before:引き出しの奥に眠るアイパレ、同じブラウンが3つ… After:目線の高さにパレットを立てて陳列、朝の気分で“見て選ぶ”楽しさが戻る。
3. コスパ重視のおすすめアイテムと使い方
“買い足すより、仕組みを整える”が基本。とはいえ、味方にしたい名脇役があります。
- 透明アクリルケース(引き出し/トレイ):
見える×拭けるが強み。パレットは浅型に立てて並べ、ラベルでカテゴリ表示。「ベース/目元/リップ」で段ごとに分けると迷子ゼロ。価格は1,000円台から多彩。 - 回転コスメスタンド:
デイリーのフルメイクが1台に。高さ調整できるタイプが万能。洗面所でも省スペース。2,000〜3,000円台で十分優秀。 - 仕切り付きトレイ:
スキンケアのボトル径に合わせて選ぶと倒れにくい。朝用(日焼け止め・化粧水)と夜用(美容液・クリーム)をトレイごと入れ替えるだけ。 - 壁付けシェルフ/ワイヤーラック:
“見せる収納”の上級者。パケが可愛い香水・ルームフレグランスで見栄えUP。直射日光は避けて、窓から離した位置に。 - ラベルシール&日付スタンプ:
色番/用途/開封日を小さく表記。使い切りやすく、似た色の重複買いも防げます。 - メイクワゴン(キャスター付き):
リビングでメイク→終わったらサッと移動。上段を“見せる”、下段はストックで“隠す”。生活感を出さないのに実用的。
ショップは、無印良品・ニトリ・3COINS・IKEA・100円ショップで十分揃います。高見えさせたいなら、クリア×ホワイトの組み合わせが鉄板。コスパ重視でも、統一感さえ作れば“映える”の完成です。
4. よくある失敗と回避テク
- 置きすぎ問題:見せるのは“今季使うもの”だけ。1 in 1 outを徹底。
- 色の氾濫:土台(トレイ/ボックス)は無彩色で統一。主役はコスメの色。
- ホコリ対策:オープン棚は週1でサッと拭ける導線に。ブラシはカバー付きカップに。
- 明るさ:手元に小型ライトを足すと発色も見やすく、メイク精度が上がる。
5. 今すぐできる“15分リセット”チェックリスト
- デイリー10点を選抜して、見える場所に集合
- リップ・マスカラ・ライナーは立てる→色番シール
- パレットは立てて背表紙を前へ、カテゴリラベル
- ベース類はプライマー/ファンデ/コンシーラーの順に並べる
- 開封日を書いて、古い順に手前配置
まとめ
“そのうちやろう”は、コスメの鮮度と気分を下げます。見せる収納に変えるだけで、重複買いが減り、メイク時間は短く、仕上がりは確実に上向き。まずはトレイ1枚分からでOK。今日の15分が、明日の自信に直結します。あなたのドレッサー、もっと可愛く、もっとあなたらしくできますよ。