ポーチの中、似たようなリップが3本。朝は時間がないのに「どれだっけ?」と探してるうちに遅刻寸前…これ、私も通ってきた道です。実は、コスメは増えやすいけど、使い切りにくいアイテムの代表格。この記事では、今日からできる「コスメ断捨離の基準と方法」をプロ目線でわかりやすく紹介。読み終えるころには、必要なものだけが残って、メイク時間がグッと短くなりますよ。
1. 現状の悩みを具体化しよう(あるある編)
- 同じ色味のベージュリップが増殖してる
- マスカラが乾いてダマになるのに放置
- パレットは可愛いけど使う色は2色だけ
- 下地や日焼け止めの開封日が不明で不安
- ポーチが重くて持ち歩きがストレス
こういう状態が続くと、必要なものがすぐ出せない→仕上がりが安定しない→また新しいコスメを買う…のループに。だからこそ「基準」を決めて淡々と見直すのが近道です。
2. 解決策:プロが使う“5つの断捨離基準”と3ステップ方法
基準A:使用期限・衛生面
- 未開封の目安:おおむね3年以内(高温多湿を避けた場合)
- 開封後の目安:ベースや乳液系は6〜12ヶ月、パウダーは〜2年、リップやクリーム系は6〜12ヶ月
- 液体系で目元に使うもの(マスカラ・リキッドライナー):約3ヶ月
匂いの変化、油分の分離、色や質感の変化、固まりやすさ、刺激やかゆみが出るものは即手放し候補に。
基準B:使用頻度
1〜3ヶ月触っていないものは「今の自分には不要」のサイン。似た機能や色は“ベスト1”に絞るのがキレイの近道。
基準C:仕上がりの満足度
「なんかキマらない」「崩れやすい」と感じるアイテムは卒業候補。肌や顔立ち、トレンドが変われば合うコスメも変わります。
基準D:ツールの衛生
- スポンジ・パフ:こまめに洗浄、1〜2ヶ月で交換目安
- ブラシ:週1洗浄、毛先がチクチク・抜けが多い→買い替え
基準E:重複と色かぶり
カラーごとに「1軍は1つ」が理想。レッド、ベージュ、ブラウン等の系統で最推しを決め、残りはおやすみ(または手放す)。
方法:3ステップで一気に進める
- 全出し:ポーチ・洗面・バッグの中、すべてテーブルに集合。ブラシやビューラーも忘れずに。
- 仕分け:上の基準A→Eの順でサクサク判定。「使う(1軍)/迷い箱(保留)/手放す」の3つに。
- 収納更新:1軍だけを手の届く場所へ。迷い箱は30日ボックスに入れて、触れなければ手放し決定。
Before/Afterのイメージ:所要時間が10分→5分、仕上がりのブレが減って写真写りも安定。結果、無駄買いもストップします。実際、見直すと3〜4割は手放せるケースが多いです。
3. おすすめ:管理グッズ&サービス
- 開封日管理シール:油性ペンで“開封日”をペタッ。100均や手帳用シールでOK。
- アクリル仕切り・回転トレー:一軍が上段/手前に来る配置に。見える収納=使う収納。
- ブラシクリーナー&速乾スプレー:週1の洗浄がラクになると肌荒れ予防に直結。
- 使用期限管理アプリやメモ:ジャンル別に期限を記録。月1の“コスメ棚卸しDay”をカレンダーに。
- 容器回収プログラム:一部ブランドや店舗で実施。ポイント化されることも。詳しくは店頭/公式サイトをチェック。
価格はプチプラで十分。まずは“見える・取り出しやすい”に投資すると、コスパは抜群です。
4. 正しい捨て方(環境と肌にやさしく)
- 中身:ティッシュや新聞紙、古布に吸わせて可燃ゴミへ(自治体のルールに従う)
- 容器:プラ・ガラス・金属など素材別に分別。ポンプは分解できる範囲で
- 液体(リキッド・ネイル等):必ず紙や布に染み込ませてから。下水に流さない
- 香水:少量ずつ紙に染み込ませて廃棄、または自治体指示に従う
5. まとめ
行動しないリスクは、肌トラブル・雑菌リスク・時間ロス・ムダ買いの連鎖。逆に、今10分だけ確保して「マスカラ・ベース・日焼け止め」からチェックすれば、今日のメイクがもう快適に変わります。あなたの顔は、今の“一軍だけ”で十分に輝きます。私はいつでも味方。さあ、一緒にスッキリしよ!