朝のメイク前、「あれ、推しリップどこ?」ってドレッサーをガサゴソ…私もビューティーアドバイザー歴10年以上ですが、現場でも自宅でも“散らかるコスメ問題”は永遠のテーマ。この記事では、私が実践して効果が高かったコスメ 収納 アイデアを、忙しいあなたでもすぐ真似できる形でまとめました。読み終える頃には、見た瞬間に手が伸びる“使える”コスメ棚が完成しますよ。
1. まずは「あるある悩み」を見える化
- 同じ色のリップをうっかりダブり買い
- ポーチに全部入れて重い&探しづらい
- ブラシやスポンジの衛生管理が曖昧に
- 忙しい朝ほど「見えない・届かない」で時短どころか遠回り
原因はシンプルで、「視認性」と「動線」の欠如。見える・手が届く・戻しやすい。この3つを整えるだけでメイク時間はぐっと短縮します。
2. 解決策:プロが勧める実践的コスメ 収納 アイデア
視認性×動線の黄金ルール
- 毎日使うものは“腰〜目線の高さ”に、たまに使うものは“下段”へ。
- メイクの順番で左→右に並べると、手が自然に流れます。
「立てる収納」で一発で見える
- アクリル仕切りやペン立てに、リップ・マスカラ・ブラシを立てる。
- パレットはブックエンドで“本棚風”に。背面にラベルで名前を書けば一目瞭然。
引き出しは「箱×仕切り」が最強
- 浅い引き出しは100均トレーでグリッド化。カテゴリーごとに区画を固定。
- すべり止めシートを敷くと、開閉時もズレにくく快適。
カテゴリー分け+ラベリング
ベース/アイ/リップ/ツール/スキンケアの5ゾーンが基本。テープやラベルで「戻す場所」を明確にすると散らかりにくい。
移動式ワゴンで“家中どこでもメイク”
- 上段:毎日メイク(下地・ファンデ・マスカラ・定番リップ)
- 中段:季節物・カラーもの・メイクツール
- 下段:ストック・コットン・詰め替え
自然光の入るリビングや洗面所にもサッと移動でき、時短に直結。
「見せる収納」と「隠す収納」を使い分け
- 香水・ハイライト・お気に入りリップは段差ディスプレイやトレイへ(テンション上がるコーナーに)。
- 粉物やスキンケアはホコリ対策でフタ付きボックスへ。
衛生管理と使用期限の見える化
- スポンジは洗浄→乾燥用の“通気ケース”を用意(湿気NG)。
- ブラシはヘッドを上に。週1でクイッククリーニング。
- 底面にマステで購入日をメモ。月1の見直しで期限切れを防止。
ビフォー/アフターを想像して
Before:平置き・重なり・行方不明。
After:立てる&仕切る&ラベルで一目瞭然。メイク工程がスムーズになり、仕上がりの精度まで上がります。
3. 使ってよかったおすすめアイテム
- アクリルケース(無印系・通販):透明で視認性抜群。約1,000〜3,000円。
- リップ用段差ディスプレイ:色味が一覧に。約700〜1,500円。
- 伸縮トレー&小物仕切り(100均):引き出しの“遊び”をゼロに。約100〜500円。
- キャスター付きワゴン:移動式の最適解。約3,000〜8,000円。
- 回転トレイ(ターンテーブル):奥の死角をなくす神アイテム。約1,000〜2,000円。
- ラベルシール・マスキングテープ:家族と共用でも迷子防止。約100〜300円。
- すべり止めシート:トレーのズレ防止に。約100〜300円。
どれも手入れしやすく清潔を保てるのがポイント。特にアクリルや樹脂は拭き取りが楽で、粉飛びが気になりません。
4. 今日から動く
行動しないと、ダブり買い・期限切れ・朝のロスタイムが続きがち。逆に、今日30分の見直しで、毎朝5分の時短、清潔感アップ、気分まで上がります。
まずはこの3ステップから始めてみて。
- 全出し(ホコリを拭いてスペースをリセット)
- 分類(毎日/時々/処分候補に分ける)
- 仮置き(立てる・仕切る・ラベルで“戻す場所”を決める)
あなたのメイクは、もっとラクで美しくなる。収納はそのための味方です。無理なく続けられる“仕組み”で、明日のメイク時間をもっと心地よく。